からだと性のヘルスガイド
知ることは、自分を大切にすること。
BODY · HEALTH · CONSENT

からだのこと、
正しく知ろう。

体の発達から生殖のしくみ、自慰、同意、避妊、性感染症まで。医学的な情報を、図解と一緒に落ち着いて学ぶためのガイドです。

医学・健康の視点図解で理解自分のペースで
01

思春期と体の発達

成長の時期や変化の現れ方には個人差があります。

ホルモンと変化

身長や体つき、体毛、声、皮膚の状態などが変化します。気分が揺れやすくなることもあります。

みんな同じではない

始まる年齢や進み方は人それぞれ。他人と比べず、心配な症状があれば医療機関に相談しましょう。

強い痛み、急な体調の変化、発達についての不安があるときは、保健室や医療機関など信頼できる相手に相談して大丈夫です。
02

生殖器のしくみ

生殖器は体の一部。名称と役割を知ることは健康管理につながります。

内部の器官

子宮・卵巣など

卵巣卵管子宮頸部子宮

卵巣では卵子が成熟し、ホルモンが分泌されます。子宮は妊娠した場合に胎児が育つ器官です。

外部・内部の器官

精巣・精管など

精管前立腺精巣

精巣では精子と男性ホルモンがつくられます。精子は精管を通り、射精時に体外へ出ます。

図は学習用の模式図で、実際の形や位置・大きさを正確な比率で示したものではありません。

03

月経周期・排卵・妊娠

月経周期は個人差があり、毎回同じ日数になるとは限りません。

月経周期個人差あり① 月経子宮内膜がはがれ出る② 卵胞の成長卵子が成熟する③ 排卵卵子が卵巣から出る④ 黄体期子宮内膜が保たれる

排卵のタイミングは変動します。月経アプリや「安全日」の予測だけで妊娠を防ぐことはできません。妊娠の可能性がある性行為では、適切な避妊を考えることが重要です。

受精精子と卵子が出会い、受精卵ができます。
移動・着床受精卵が子宮へ移動し、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。
妊娠検査検査薬は使用時期を守って使い、結果や不安は医療機関で確認します。
04

自慰行為について

体の反応には個人差があります。健康とプライバシーの両方を大切にしましょう。

知っておきたいこと

  • 自慰行為をするかどうか、頻度には個人差があります。
  • それ自体が病気というわけではありません。
  • 痛みや皮膚の傷などがある場合は中止し、必要なら受診しましょう。

安心・衛生・プライバシー

  • 他人に見られたり撮影されたりしない、私的で安全な環境を守ります。
  • 清潔な手や道具を心がけ、道具は説明書に従って手入れします。
  • 生活や学校、睡眠に支障が出て困るときは、医療者などに相談できます。
恥ずかしさや罪悪感を感じていても、ひとりで抱える必要はありません。信頼できる医療者に健康の相談として話せます。
06

避妊と性感染症の予防

妊娠を防ぐことと、性感染症を防ぐことは別の課題です。

妊娠を防ぐ方法

コンドームは正しく使うことで妊娠と一部の性感染症のリスクを下げます。ほかの避妊法については、効果・使い方・体質を医療者に相談しましょう。

性感染症の予防と検査

性感染症は症状が出ないこともあります。心配な接触があった場合や検査を受けたい場合は、保健所や医療機関に相談できます。

避妊に失敗したかもしれないとき:緊急避妊には時間が重要です。できるだけ早く医療機関や相談窓口に連絡してください。自己判断で待ち続けないことが大切です。
07

困ったときの相談先

体の不安、望まない接触、避妊や検査について、ひとりで判断しなくて大丈夫です。

専門家に相談する

産婦人科・泌尿器科・保健所・学校の養護教諭など。緊急性がある場合は救急窓口を利用してください。

厚生労働省の情報へ ↗

このサイトは一般的な健康教育を目的としています。診断や個別の医療判断の代わりにはなりません。症状や妊娠の可能性がある場合は医療機関に相談してください。